仕事の教え方に悩む方へ/仕事の覚えの悪い新人に対して

日常

仕事の教え方に悩む方へ/仕事の覚えの悪い新人に対して


 

新人教育について、それなりの人数を教育してきた私なりの考えを紹介したいと思います。

新人の覚えが悪くて困っているという方には、あまり耳障りの良い内容では無いかもしれません。

個人の偏見に基づいた内容であることを予めご了承頂きますようお願いします。



まず心に留めて置くべきこと

私たちが教育側に立った時、まず心に留めて置くべき事は、

「自分は教育のプロでは無い」

という事です。

自分が教育する仕事内容についての熟練度は当然高いはずですが、

教え方については、プロというには程遠く、

それが初めての教育であるなら尚更のことで、教え方にも悩むことでしょう。

また、回数を重ねたとしても私が思うにおそらく教育のプロにはなれません。

 

それは何故かと言うと、教える相手が毎回違うからです。

教える相手に対してはその度に「初めての」教育になります。

当然だと思われるでしょうが、何が言いたいかというと、

教える相手が毎回変わると言うことは相手の理解するスピードや

理解するための教え方も変わります。

理系や文系の得意不得意があるように、理解の仕方にも人それぞれ違いがあります。

例えば、理論的に納得してから理解する人もいれば、

理由などが分からなくても、まず教わった通りにとりあえず覚えてしまって

作業していく中で理解する人もいます。

覚え方も理解の仕方も様々であり、

仮に上記の両者に同じ仕事内容を、同じ説明をしたとしても理解度は異なるはずです。

だからと言って、理解できなかった方は本人の理解力が足りなかったのかと言うとそうでもありません。

説明の方法を変え、別角度からアプローチする事で理解できる場合が多々あります。

 

つまり、我々教える側にも、教えるスキルが求められてくるということです。

自分の教え方について来い。と言われる方もいるかも知れません。

しかし、その結果仕事の理解度に差がでてしまうのであれば

何か原因があるはずです。

ここでよく陥りがちな思考は、

自分の思う教育方法で、上手く覚えてくれた場合は自分の教育が良かったと思うのですが、

なかなか覚えられない人に対しては、その人の努力が足りないとか、

理解力が低いなど相手のせいにしてしまいがちなところだと私は思います。

事実、私自身そう思っていた頃がありました。

しかし、ありがたいことに多くの方に教育させて頂ける機会に恵まれ、

上手く伝わる時も思ったように伝わらない時も経験することができ、

どう伝えればその人の中にストンと落とし込むことができるかと

試行錯誤しながら教育について考えることができました。

そしてそんな経験を重ねて今思うことは、お互いの努力が必要だということです。

仕事の覚えが早い人は、自分の教え方が良いかも知れないですし、その人自身が覚えるために

見えない所で努力していた結果かも知れません。

では逆に覚えるのに時間が掛かる人は、お互いの努力が足りないと言いたいのではなく、

前述したように、違ったアプローチが必要なのかも知れません。

覚える側に覚えようという意欲があるのに、教える側が勝手に諦めてレッテルを貼ってはいないでしょうか。

相手に寄り添うことに努める

私は出来れば相手に合わせるべきだと思っています。

相手に合わせるというのは、相手を理解しようと努力するということです。

理解しようとすることで、相手の得意なこと苦手なこと、分かってもらいやすい説明の方法等が見えてくると思っています。

また、理解しようと努力することで相手からの信頼を得られます。

信頼を得られた場合、教えた仕事をしてもらう以上にプラスαの力を発揮できる可能性があります。

逆に理解してくれない他人に対して、教わった以上の事はしようとは思わないでしょう。

また、相手を理解しようともしていない場合は、自分を理解してもらうことも難しいでしょう。

では、理解するための方法ですが、それは相手の話をしっかり聴くことです。

人は、相手の話を聞いているつもりで実は聞いていない事があります。

相手の話を聞きながら、次は何と返そうかとか、(今相手の話している内容に関わらず)次はこう言おうとかを考えてしまっています。

そうではなく、相手の話に集中し、相手が何を言いたいのかを先に予想して遮るようなことはせず、

相手の言葉で話してくれるのを待ってしっかり聴く事に徹底しましょう。

そうすることが相手を理解する第一歩であり、信頼関係を築く第一歩となります。



教える時のベースとしていること

自分自身が新人だった頃を思い出し、教わったけどよく分からなかった事や、分かりにくかった事を元に教え方を考えたりします。

その時の自分にどう教えたら分かりやすかっただろうか、などを踏まえて教え方を考えると教えやすいと思います。

そして実際に教えてみて、相手がピンと来てない場合はその場で別のアプローチで説明を考えたりします。

事前に別の説明方法を考えておくのも良いかと思います。

また、自分自身が年数を重ねていく事で理解できた内容なども同時に教えることで相手が理解を深められる事があるので

自分が教わった時よりも質を上げて教える事ができると思います。

 

まとめ

1、教育の相手が変われば、自分は常に教育の初心者

2、まずは相手を理解する事に努める

3、自分自身の経験を生かした教育方法を考える

 

人に何かを教えるということは、自分の中の経験値を言語化するということです。

普段頭の中で分かっていることを相手に伝える為に、言葉に変換しようとすることで

今まで考えていなかった事も考えることがあり、自分自身の理解度をさらに深めるきっかけになります。

 

教育とは、「共育」だと私は思っています。

相手に教えることで自分の理解度も深まり、共に成長して行くことができます。

むしろ相手に教える以上に自分自身の成長に繋がっている事もあります。

しかし、教えるということは簡単なことではありません。

自分の思う教育方法が相手にハマるかは実際に教えてみるまで分かりません。

ハマらなかったとしても、めげず、相手のせいにせず、解決方法を模索し試行錯誤することで

必ず相手にも自分にもプラスの結果になるので、諦めずにチャレンジしていってもらいたいと思います。

 

最後に

ここまで私の稚拙な文章をお読みいただきありがとうございました。

なかなかまとまった文にならずに、苦戦しましたが、少しでも参考になれば幸いです。

 

閲覧ありがとうございました。



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