【5Sの第一歩】三角コーンにも区画線を。(区画用アイテムも紹介)

勉強ノート

【5Sの第一歩】三角コーンにも区画線を。(区画用アイテムも紹介)


 

よく移動の多い台車の置き場から、侵入禁止を示す為のコーンやチェーンスタンドなど区画線を明示するようにしましょう。

目次

何故なのか

区画線を明示することで、その物の定位置が誰にでもわかるようになります。

そうすることでどうなるかと言うと、

その物がズレているかどうかが一目でわかるので、気になって直すようになってくれます。

人目に付くような位置にある物なら尚更、気になった誰かが直すようになるでしょう。

 

その小さな行動の変化、気持ちの変化が、整理整頓の意識付けに効果的なのです。

 

区画をするとどうなるか

三角コーンを例に見てみましょう。

 

区画線なし

まずは区画線の無い場合です。

特に変わったところは無いですね。

ではこのまま次の画像にをご覧ください。

区画線有り

三つのコーンの位置は最初の画像と変えてありません。

最初の画像も真ん中のコーンが若干ズレているのがわかりますが、

区画線を加えてみると、よりズレが気にならないでしょうか?

そして気になるかどうかはもちろん、

何より「この位置は正しく無いんだ。」という事が誰が見ても分かります。

この<誰でも分かる>というキーワードも大切になってきます。

誰でも分かるということは、経験年数なども関係ありません。

その日に職場に配属された人にでも分かります。


 

これでスッキリしましたね。

このように些細だと思われる事でも、

誰でも分かるように明示する事で整理整頓や物を探す時間を短縮したりする効果があります。

まずは、三角コーンなどの区画線の明示から初めてみてはいかがでしょうか。

区画用アイテム

・ラインテープ

工場などの床では路面用の強いテープがオススメです。

貼る前には床を掃除してゴミや汚れを取り除きましょう。


・ラッカースプレー

テープを貼ることが難しい床にはラッカースプレーなどがオススメです。

段ボールなどでL字等の型を作ってしまえば、テープよりも効率的に区画する事ができます。

マスキングテープで塗装したくない場所などを保護することもお忘れなく。

 

 

最後に

小さな事からでも意識に変化をつけていく事で5Sの第一歩となります。

ぜひ、身近なちょっとした事から初めてみてください。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

〈安全に関する記事〉

 

閲覧ありがとうございました。

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