【手研ぎドリル】サラッと研いで簡単修正
ドリルがある程度研げるようになり
感覚が掴めてくると、簡単な修正も可能になります。
目次
簡単な修正方法
ドリルを何回も使用すると
切れ刃がほんの少し欠けたり、押し潰れたような感じになってくることがあります。
その際にガッツリとドリルを研ぎ直すのではなく、サラッと軽く研ぐことで
簡単に修正することができます。
研ぐ要領は同じで、砥石への当てる力加減のみを変えます。
砥石に極力ソフトに当て、切れ刃だけでなく全体を研ぎましょう。
欠損がある方の刃から研ぐ
まず、欠損がある方(もしくは、比較的に欠損の大きい方)の刃を一度か二度全体を軽く研ぎましょう。
研いだら欠損している部分が除去出来たかどうかを確認します。
綺麗になっていたら反対の刃を同じ分だけ研ぎます。
切れ刃の長さを確認する
両刃が綺麗になったら、後は長さを揃えるだけです。
ノギスやスケールで測って合わせましょう。
左右を同感覚で研げば、ズレは少ないと思います。
必要であればシンニングも研ぐ
シンニングが左右対称に残っていればシンニングは研ぎ直す必要もありません。
バランスが崩れている場合のみ、研ぎ直しましょう。
上の写真のようなシンニングの方法なら、研ぎ直しも簡単かと思います。
このシンニングの方法の詳細はこちらをご覧ください。
使用して調整する
使用してみて切粉の出のバランスや振りを確認して、
調整が必要な場合は再度研ぎ直しましょう。
あまりにもバランスが悪かった場合は、一から研ぎ直してください。
最後に
簡単ではありますが以上となります。
軽く研ぎ直すだけで、切れ味が復活するので時短にもなりますのでオススメです。
参考になれば幸いです。
当ブログでは、初心者様へ向けたドリルの再研磨方法を紹介した記事もございます。
興味のある方はぜひご覧ください。
この他にもドリルに関連した記事など多数ございますので、
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閲覧ありがとうございました。
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