【手研ぎドリル】研いだドリルの芯が出ない時の対処法
目次
ドリルの芯が出ない時の原因
ドリルの芯の出し方
私のドリルの芯の出し方は、ドリルの刃を研いだ後に
ノギスなどで両刃の長さを合わせて、ドリルの芯が出ているものだとしています。
しかし、芯が出ないと質問を頂いたこともあったので、理由を考えてみました。
両刃の角度が同じことが前提
この芯の出し方の注意点は、両刃の長さが同じであると同時に角度も同じになってないと
いけないという点です。
(A=Aと同時にB=B)
両刃の長さが同じでも、角度が違う可能性があります。
そうなると、中心の位置もズレてしまうので芯が出ていないということになります。
手描きなので適当ですが、イメージはこんなだと思ってもらえたら大丈夫です。
(A=AでもB≠B’)
両刃の角度を合わせる方法
では、両刃の角度を合わせるにはどうしたらいいのかと言うと、
卓上グラインダーの場合は、砥石面に対して60°の線を台座に描いて、
その線に合わせてドリルを研ぐと角度を合わせやすいと思います。
その方法で角度を体で覚えてしまえば、後は線を描かなくても
感覚で研げるようになります。
まとめ
刃の長さを揃えるのと同時に、角度も同じになるように意識して研ぐようにすれば
自然と芯が出るようになると思います。
芯が出ていない時は、まずその二点を疑うようにしてみるといいかもしてません。
それを踏まえた上で、ドリルの再研磨の記事もぜひ読んでみてください。
閲覧ありがとうございました。
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