【DIY】鋼材に穴を開ける手順とオススメの工具
DIYで活用できる鋼材に穴を開ける際の手順とコツを紹介したいと思います。
目次
穴をあける為の道具
・電動ドライバー
・ドリル
ただ穴をあけるだけなら電動ドライバーとドリルがあればあけられますが、
正確な位置に穴を開けたい場合、それなりに道具が必要になります。
正確な位置に穴をあける為の道具
・センターポンチ
・けがき針
・ハンマー
・メジャー
・定規、スコヤ等
<スコヤ>
角パイプなどに正確なけがき作業をする上でスコヤは欠かせないといっても良いくらい便利です。
完全スコヤ、止型スコヤなど種類があり、用途によって使い分けができますが、どちらか一つにするなら私は止型スコヤをオススメします。
これなら45°のけがきも簡単に行うことが出来ます。
穴あけ手順
けがき作業
まずは穴をあける位置をメジャー等で測り、けがきを行います。
けがきのコツは、1回ではっきりと引くことです。
けがき針の角度は、引く方向に15〜30°、定規に対して10〜20°程度傾けます。
定規は動かないようにしっかりと押さえましょう。
ポンチを打つ
けがきが終わったら、次はポンチを打ってドリルの中心を決めましょう。
ポンチを打つことで加工始めの位置ズレを防止することが出来ます。
ポンチはけがきでクロスした中心に垂直に立てて、なるべく斜めにならないようにハンマーで真っ直ぐに打ち込みましょう。
穴あけ
ポンチを打ち終えたら、いよいよ穴あけです。
穴あけもポンチと同様に、斜めにならないように垂直に立てて真っ直ぐに穴をあけていきましょう。
(潤滑油を使用するとスムーズに穴あけを行えます。)
また、穴をあける際は穴位置の下に空洞ができるように板などをかわせて行います。
床に直置きして穴をあけてしまうと、貫通した際に床が傷ついたり床にも穴があいてしまう事があるので注意しましょう。
そして最後にバリ取りを行います。
鉄工用のヤスリなどを使用してバリを除去しましょう。
バリは鋭利ですので怪我をしないように注意してください。
以上が穴あけの手順となります。
以下はオススメの道具の紹介となります。
穴あけ道具のオススメ
電動ドライバー
エントリーモデル(ビットタイプ)
M695DS
本格派
TD172DRGX
けがき針
センターポンチ
オートポンチ
便利な分、センターポンチよりも値段は上がってしまいます。
スコヤ
止型スコヤ
完全スコヤ
最後に
今回は穴あけの手順の紹介でした。
簡単にまとめると
けがき→ポンチ打ち→穴あけ→バリ取り
といった手順となります。
少しでも参考になれば幸いです。
また、当ブログでは、初心者様へ向けたドリルの再研磨方法を紹介した記事もございます。
興味のある方はぜひご覧ください。
この他にもドリルに関連した記事など多数ございますので、
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