平ワッシャー、スプリングワッシャーの役割

勉強ノート

目次

平ワッシャーの役割

平ワッシャーとは

平ワッシャーは平座金とも言います。

平らな薄いドーナツ状の、穴の大きい五十円玉のような部品です。

役割

穴のあいた部品同士を固定するためには、ボルトとナットを使用します。

そこには必ずワッシャーがセットになっています。

ボルトとねじ穴、またはボルトとナットだけでも締め付けられるのに

なぜでしょうか。

平ワッシャーには主にボルトから加わる力を分散させる役割と、

ボルトの頭の径がバカ穴の径より小さかった場合や

ギリギリ掛かるくらいの穴だった場合に、

しっかり締め付けるためのカイモノとしての役割があります。

(※通常は穴径よりボルトの頭の径が小さくなることはありません。)

力を分散させることによって、強度の低い部品などが締め付けた力で陥没したりするのを防ぐことができます。

また、締め付けた際に擦り傷がつかないようにする役割もあります。

スプリングワッシャーの役割

スプリングワッシャーとは

スプリングワッシャーはバネ座金とも言います。

見た目は平ワッシャーと若干似ていますが、

バネの一巻きを切り取ったような形をしています。

役割

平ワッシャーの役割は理解して頂けたと思います。

では平ワッシャーがあれば十分な気がしますが、

スプリングワッシャーの役割とは何なんでしょうか。

それは、「緩み止め」です。

しっかり締め付けたはずのボルトが使っているうちに緩んでいるなんて

経験は無いでしょうか?

そんな時に必要になるのがスプリングワッシャーです。

部品側とボルトの頭側へバネの力が加わることによって

ボルトが緩むのを防ぎます。

一番メジャーでお手軽な方法です。

絶対に緩まない訳では無いので注意が必要です。



まとめ

平ワッシャーとスプリングワッシャーの役割はお分かり頂けたでしょうか。

今回は一番メジャーなワッシャー、スプリングワッシャーを紹介させてもらいました。

この他にもノルトロックワッシャーなど、色々な種類があったりするので興味のある方は調べてみてください。

下のリンクは外部リンクとなっています。

 

閲覧ありがとうございました。

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