改善は初めから100%を求めず、まずやってみることが大事な理由
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改善はつい完璧を求めてしまう
環境改善をしようと取り組みを始めると、どうしても完璧を求めてしまいがちです。
完成度の高さを求めることは確かに大切なことですが、
初めから完璧を求めてしまうと、初動が億劫になりなかなか動けなくなってしまいます。
一つの改善だとしても、芋づる式に他の改善箇所なども見えてくるため、
日々の生産活動に加えて改善活動を行おうと思うと、どうしても一度に処理できる量ではなくなってしまいます。
思いついたことをとりあえずやってみる
周りの意見を集めて、煮詰めていくことも大切ですが、
ある程度まとまって来たら、とりあえず出た案を実行してみましょう。
良し悪しは行ってから考えても遅くはありません。
何事もそうですが、初めから精度の良いことは出来ません。
何度も繰り返す事で経験が蓄積され、それによって精度が高まっていくものです。
なので、初めは失敗ありきで動いても何の問題もないでしょう。
むしろ何もせず動かない事が失敗になるのです。
「まずやってみる」の真意
一番の効果は、色々な変化が起きること。
改善前と改善後の周りからの評価はもちろん、
いろんな声が上がってきます。
それは改善を行った側にとって良いものもあれば悪いものもあります。
良かれと思って行ったことに対して文句を言われては面白くないと思ってしまいますが、
考え方を変えると文句や指摘も次への改善のヒントになり得ます。
なので不貞腐れるようなことはせず、プラスに捉えるようにすると良いでしょう。
逆にアドバイスをくれたり協力してくれる人が現れることもあります。
何もやらない時と比べて明らかに変化が起こり、そして状況が前進する方向へと動き出します。
最後に
このようにまず動くことで、確実に変化が現れます。
その変化を感じることで、活動の意味を見出せるようになってくると思うので
「まずやってみる」ということを念頭に、
改善活動を行ってみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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