ひずみを軽減する溶接方法

勉強ノート

ひずみを軽減する溶接方法


 

今回は溶接時に発生するひずみを、溶接の仕方で軽減させる方法について

簡単に紹介させていただきます。

 

何故ひずみが発生するのか

溶接は熱で母材や溶着金属を溶かして接合させます。

その際熱が加えられた金属は膨張して、

その後冷えて固まります。

その固まる時に収縮する力が働くわけですが

母材に対して熱の加わり方が均等でないと

収縮する力も不均一となり

ひずみ(変形)が起こります。

ひずみ1

ひずみ2

ひずみ3

治具などで押さえての溶接

治具などを使用して、母材を押さえつけて溶接を行えば

比較的ひずみを少なくして溶接することもできます。

ただし、母材が冷えた後も内部にはひずみを起こそうとする力が

残っています。(残留応力)

この力が大きいと割れたり、腐食されやすくなったりするので注意が必要です。

ひずみを軽減する溶接法

対称法

対称法

センターから左右交互に溶接する方法です。

ひずみを互いに干渉させ、その力を相殺し合うようにします。

飛石法

飛石法

溶接する部分を均等に一個飛ばしで溶接する方法です。

間隔をあけて溶接することで、母材の加熱を抑えることができます。

後退法

後退法

温度の低い部分から溶接を始めるようにする方法です。

母材の加熱を比較的少なく保てます。

交互法

交互法

溶接した部分から最も温度の低い位置を溶接していく方法です。

母材の加熱が全体的に平均し、温度も比較的低く抑えられます。


まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は溶接の手順でひずみを抑える方法を

簡単に紹介させてもらいました。

参考になれば幸いです。

閲覧ありがとうございました。

 

 

 

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