【被覆アーク溶接】作業中の事故防止で大切なこと

勉強ノート

【被覆アーク溶接】作業中の事故防止で大切なこと

 

今回は被覆アーク溶接の作業中の危険な箇所にフォーカスしたいと思います。

作業前の保護具や設備の安全確認等は省略させて頂きます。

※記事の内容以外にも注意すべき点は多々あると思いますので、溶接作業は十分に注意して行うようにしてください。

↓溶接に必要な保護具を知りたい方はコチラの記事をご覧ください↓

【溶接作業時の保護具】溶接を始めるための保護具一覧
【溶接作業時の保護具】溶接を始めるための保護具一覧 身体を守るために溶接を始める前にどんな保護具が必要か必ず確認しましょう。

 

作業時に注意すること



溶接棒の取り付けは、直接手で行わない

基本的に溶接用の革手袋を着用していれば、溶接棒をホルダーに取り付ける作業で感電する事は

まず無いと思いますが、安全を考慮して私は手で持って取り付けることはしていません。

革手袋も使用していくと汚れていくので、電気抵抗率も低下していくと思います。

どんな時に感電するか分からないので感電する可能性がある行動はなるべく避けるべきだと

私は思っています。

私が気を付けているホルダーへの溶接棒の取り付け方は、

溶接面の内側に棒を載せて、それからホルダーで挟むようにしています。

直接棒を持たないのでこちらの方がまだ安全だと思います。

無いとは思いますが、油を使用するような作業と溶接作業で同じ手袋を使用することは危険なのでやめましょう。

溶接ホルダーはホルダー掛けを使用する

ホルダーは地べたや台などに直置きせず、充電部がどこにも接触しないように

ホルダー掛けを使用しましょう。

直置き等していると、予期せずホルダーの充電部が接触し通電する可能性があるので危険です。

ホルダーを掛ける際は、ホルダーから溶接棒を外す

ホルダーを手放す時は他の作業をする時だと思うので、溶接棒を外しておきましょう。

溶接棒をつけっぱなしにしておくことは、通電する棒をむき出しで放置していることになるので

とても危険です。

例えば、ホルダーから出ているケーブルに足を引っ掛けたりした場合、

落下したり予想もしてない動きをしたりするので、周りに通電するような箇所があると

接触してしまいますし、人体に接触して感電してしまうと大事故になりえます。

ホルダー掛けに引っ掛けていれば大丈夫と油断せず、なるべく安全な状態を選択するようにしましょう。

スラグ除去は優しく行う

スラグはハンマー等で除去すると思いますが、強く叩くと思った以上に飛散します。

飛散した時に高温のスラグが自分の方へ飛んで来ることがあるので、

顔や、服などに付着するととても危険です。

トントントンと軽く叩くとスラグにヒビが入るので、ヒビが入ったら横へ押し出すように

除去すると安全です。

火傷に注意する上で特に声を大にして言いたいのが

手袋と靴の、服との隙間は0にすべきということです。

特に靴にスラグが入った時は絶望で、すぐに脱げないのでかなり危険です。

なので、隙間が無くなるように保護具でカバーすることを強くお勧めします


スラグ除去時に溶接面をガードとして使用する

スラグを除去する時に除去する部分に溶接面を近付けて、

もし飛散しても自分に飛んで来ないようにしておくと安全です。

前項で書いたように、軽く叩いて除去すれば飛散することはまずありませんが、

溶接後にスラグが冷えることで収縮によって勝手に割れて飛散することがあるので、

溶接後はスラグを除去し終えるまで溶接面を近付けておくのが安全です。

溶接作業から離れる時は溶接機の電源を切る

作業場を離れる際はホルダーから溶接棒を外しておくのはもちろん、

必ず溶接機の電源を切りましょう。

自分の目が届かない所で何が起こるか分かりません。

感電や火災の危険があるので作業場から離れる際は電源を付けたままにしておくことはやめましょう。

最後に

危険を排除するには危険予測をすることが肝心ですが、

予測は経験から成る部分が大きいので、自分が出来る予測にも必ず限界があり

予想外の事態が起こることは多々あります。

なので、上記した以外にも危険なことはたくさんあると思います。

予想外の事態は起こるものだと常に考え、最悪の事故が起こらないように

気を付けて作業するようにしましょう。

 

閲覧ありがとうございました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました