【コスト削減】ドリルを上手に研げるメリット
目次
コストが下がる
色々なメリットがありますが、総合するとコストダウンになるという事が一番だと思います。
外注で再研磨する必要が無くなったり、DIYでも使用するドリルビットなども買い換える回数が減らせられればそれだけでコストダウンにつながります。
外注で再研磨している場合は特にメリットが大きく、
自分達で再研磨できるようになるので、納品待ちの期間が無くなりすぐに再使用が可能で、納品のスパンを考えて複数本所有していたドリルの本数を減らすことができます。
その他のメリットなども結果的にはコストダウンに繋がります。
その内容は以下に記します。
ドリル等の損傷が減る
切れないドリル、芯が振っているドリルなどで無理やり加工を行うと、
ドリルが焼き付いたり刃が大きく欠けてしまうことがあります。
そうなればドリルの再研磨はもちろん、加工物が使い物にならなくなって一から作り直しになったり、修正する手間が増えてしまいます。
自分で研げない為に、刃が摩耗していても限界まで使用してしまい、
ドリルが途中で焼き付いて抜けなくなってしまう事も少なくないと思います。
怪我などのリスクが減る
上記のような状態のドリルだと、当然加工時の負荷も増えてしまいます。
もし負荷が高過ぎてしまうと、加工中にドリルが折れたり、バイスやチャックから加工物が外れてしまう事も考えられます。
加工物が回転している場合には、加工物を把握している工具が損傷する可能性がありますし、ドリルが回転している場合は、加工物も一緒に回転してしまって作業者が巻き込まれる危険があります。
また、焼き付きやそれらのような状態を直す為に普段とは違う作業を行うという状況にも危険は付きものです。
それらの予期せぬ危険も軽減することができます。
加工不良が減る
焼き付きなども加工不良の内に入りますが、
その他にドリルの芯が振っている場合、加工後の穴が予想以上に大きくなってしまったり、
楕円になってしまうような事もあります。
バカ穴なら問題ありませんが、ある程度の精度が必要な場合には再加工の手間が増えてしまいます。
加工効率が上がる
芯が振っておらず、切れるドリルであれば上記のようなトラブルも減り、加工もスムーズにできます。
欠けたりして何度も研ぎ直すような事もなくなれば、再研磨するまでのドリルの使用回数が増えて効率が上がります。
また、新品のドリルをそのまま使うよりも良好な加工も可能になります。
最初にも書きましたが、外注で再研磨していたものが自分達で再研磨できるようになると、納品待ちの期間が無くなり、納品のスパンを考えて複数本所有していたドリルの本数を減らすこともできます。
最後に
ドリルを自分で研げるようになるメリットはお分かり頂けたでしょうか。
上記のメリットの他にも研ぐのが楽しくなるといったような研ぐ人自身のメリットもあります。
上達するまでには練習はたくさん必要になるかと思いますが、ぜひ研いでみてください。
当ブログでは初心者様へ向けたドリルの再研磨方法を紹介した記事もございます。
興味のある方はぜひご覧ください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
また、YouTube動画もありますのでそちらも是非ご覧ください。YouTubeは更新頻度がかなり遅いですがチャンネル登録していただけると励みになります。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント