溶接用の革手袋の種類の違いや、オススメを紹介します。
どれでも良いという方は溶接用と書いてある革手袋を選んでもらえれば間違いないです。
目次
革の種類は?
牛や豚、本革や床革など色々種類がありますが
基本的に牛の床革の手袋です。
ちなみに本革は表皮のことで、柔軟性がありなめらかな質感になります。
床革は一番上の表皮が付いていない部分のことで、肉厚なので丈夫で
熱に強いので溶接向きです。
縫い方
背縫いと内縫いなど種類があります。
背縫い
背縫いとは手袋の外側に縫い目があるタイプです。
背縫いだと手袋に手を入れた時に縫い目が当たる事が無いです。
革手袋の縫い目は割と大きいので、手に当たるとけっこう気になりますが、
背縫いならその心配がありません。
しかし、背縫いは溶接向きではありません。
外側に露出している縫い目に火の粉が当たったりすると簡単に糸が切れてしまったりします。
内縫い
反対に内縫いとは、縫い目が手袋の中にあるタイプになります。
手に縫い目が当たるので、ゴワゴワ感が増しますが溶接には向いています。
手袋の丈
手袋の丈にも種類があり、袖が長く腕の半分まで覆えるものと、
普通の手袋の丈のタイプがあります。
TIG溶接だけをするなら、普通のタイプでも十分ですが、
被覆アーク溶接などの火花が飛んだり、スラグが飛び散るような作業がある場合は
袖長のタイプを絶対にオススメします。
手首が露出していると、高い確率で火傷します。
私も最初の頃は丈の短い手袋を使用していましたが、今では絶対に袖長しか使いません。
オススメの革手袋
個人的には、トラスコさんの「溶接用牛床革手5本指」がオススメです。
お値段は1双2千円超えとかなりお高いですが、使用感、装着感はやはり違います。
安い手袋だと、生地が薄かったり、縫い目が解けやすいものも中にはありますが、
この革手は厚手なので穴が開いたりしにくく長く使用できると思います。
また、内縫いなんですが、手の甲など目立って気になるような部分に
縫い目が無いように作られていてかなり快適に使用できるので私は好きです。
ぜひ一度は使用してみて欲しい革手袋です。
楽天市場にもありましたのでリンクを貼っておきます。
気になる方はご覧ください。
まとめ
溶接用の革手袋と言っても種類がたくさん有り、どれを選んだら良いか迷いますね。
少しでも参考になれば幸いです。
被覆アーク溶接の基礎練習の記事なども書いているのでぜひそちらもご覧ください。
閲覧ありがとうございました。
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