【被覆アーク溶接】ウィービング
ウィービングの種類について解説します。
記事中の写真で使用している溶接棒[Z-44 2.6x350mm]
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目次
ウィービング
ウィービング時に気を付けること
- アークは一定を保ち、やや短くする
- ビードの幅は使用する溶接棒の径の2倍程度に抑える
- ピッチの幅を揃える
ギザギザ
次の波のウィービングと共に一般的なウィービングです。
波
上のウィービングに比べ、両端で弧を描く動きのウィービングです。
細かいギザギザ
ギザギザの動きを細かくしたウィービングです。
比較的幅の狭いビードを形成する時の動きになります。
丸みのあるギザギザ
ギザギザの動きで弧を描くように動かしていきます。
私はこのウィービングが好きです。
円(実用的ではないかも)
円を描きながらのウィービングです。
私の動かし方が悪い可能性もありますが
円の戻る時に、棒の先端がプールとくっついてしまうのであまり良くないかも知れません。
どのウィービングが良いのか
どのウィービングが良いかは、好みになると思います。
写真を見てもらうと分かるように、直線のビードの見た目に大差はありません。
自分のやりやすいウィービングを練習してもらえば良いと思います。
ビードの切り方
ウィービング時のアークの切り方は、運棒のスピードを緩めて
アークを短くし、小さく円を描きながらプールを盛り上げて切ります。
ストレートビードの切り方に円運動が加わると思ってもらえれば良いと思います。
なので、まずは基本のストレートビードを身に付ければ特に苦ではありません。
↓基本練習についてはコチラをご覧ください。↓
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まとめ
棒を動かしながら一定の速度で一定のアークを保つのがかなり難しいと思います。
繰り返し練習して体で覚えるまで頑張りましょう。
私もさらに上達できるように練習を重ねていきたいと思います。
閲覧ありがとうございました。
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