実は以前はシンニングが苦手でした。
今回はシンニングが得意になったキッカケをお話ししたいと思います。
私が最初に習ったシンニングの方法は、おそらく一般的な方法だと思うのですが、
逃げ面の端から中心に向かって、一定の力加減で当てていくと言う方法です。
しかし、その当てる力加減や、中心に向かうに連れて微妙に変化するドリルの角度、
最後の中心部の抜け方など、私の頭ではなかなか理解することが出来ずにかなり苦戦していました。
そんな中で、私が投稿したドリルの研ぎ方の記事やYouTubeの動画を、
ありがたいことに皆様からご好評を頂いた事をキッカケに、今までに無かった自信を持つことができ、
ドリルの再研磨にさらに意欲が湧いてきました。
もっと分かりやすく説明方法はないか、再現性の高いコツは無いかなど
模索しているうちに、ふと、シンニングももっとシンプルに研げたり、見た目がかっこよくなったりしないだろうか。
と思いつきました。
それから試行錯誤することで、まず初めにこのシンニングになりました。
このシンニングの記事はコチラになります。
このシンニングは一度に全体を当てて研ぐ方法で、シンプルで見た目も良い感じだったのですが、
若干難易度が高めでした。
チゼルがなくなってしまったり、片方だけ大きくなり過ぎてしまったりしたので、
改良を加た結果、コチラのシンニングになりました。
このシンニングの記事はコチラになります。
このシンニングは今の私の中での集大成であり、機能面でも食い付きが良いなどメリットがあります。
中心部の研ぎ方が多少コツが要りますが、前のシンニングよりは簡単になりました。
あとの部分のシンニングも全体を押し当てるだけなのでシンプルです。
全体を一度に当てることで、見た目も綺麗になります。
このシンニングにしたことにより、苦手は克服されて、今ではシンニング施すのも楽しくなりました。
今回は、シンニングが得意になったキッカケについてでしたが、
苦手なことが得意になる瞬間は突然で思いもよらない事だったりします。
私自身、シンニングが苦手と言いましたが、その前はドリルを研ぐこと自体苦手でした。
切れ刃が上手く研げるようになった後にシンニングに悩み始めました。
私と同様に、ドリルを研ぐこと自体苦手な方やシンニングが苦手な方もいらっしゃると思います。
しかし、諦めないでください。
最初は上手くいかないかも知れませんが、心を折らず気長に続けることで必ず上手くなれると思います。
上手くいかない時は、体の感覚と、頭をほぐす為に違った方法で研いでみたりして変化をつけると
思わぬ収穫があったりするので、そういった方法もぜひ試してみてください。
少しでも皆様の参考になれれば幸いです。
また、当ブログでは初心者の方に向けたドリルの基本の研ぎ方の記事やYouTube動画もありますので、そちらも是非ご覧ください。YouTubeは更新頻度がかなり遅いですがチャンネル登録していただけると励みになります。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
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