【DIYにも使える】鋼板の曲げ後の寸法を求める簡単な計算式
今回は鋼板の曲げ後の寸法の簡単な計算方法です。
多少の誤差があると思うので
0.1㎜などの精度を求めるものには使用できないので
予めご了承ください。
目次
なぜ曲げると寸法が変わるの?
簡単に説明すると
曲げた部分に伸縮が起こるからです。
なので仮に曲げ前の鋼板の端から10㎜の位置に線を入れ、
その位置で曲げたとしても
曲げ後の寸法は10㎜にはなりません。
曲げた後の寸法を考える場合
伸びと板厚を考慮しなくてはなりません。
簡易計算式
曲げ後寸法-板厚×0.9=曲げ位置
例としては
板厚3㎜で曲げ後寸法を10㎜にしたい場合
10-2.7=7.3
になるので、曲げ位置は端から7.3㎜の位置になります。
多少の誤差があると思いますが
至ってシンプルな計算式になります。
応用
両側の寸法を出したい場合
片側の寸法を出す計算は上記で理解頂けたと思います。
両側の寸法を出す場合は鋼板の全長を決めなくてはなりません。
その場合は伸びる箇所がいくつ有るかを考えます。
Ⅼ字に曲げる場合の伸びる箇所は2か所になります。
鋼板の全長を求める計算式
A+Bー板厚×0.9×伸びる箇所の数=全長
となります。
ちなみに、コの字に曲げる場合は伸びる箇所は4か所になります。
ぜひDIYなどに活用してみてください。
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